2013/06/30

なんか小説っぽい感じで書いて色々ごまかしてみようかなーって。

    女は、眉間に深く皺を刻んでそれを見つめていた。
    いや、見つめていたと言うより、睨み付けていたと言った方が正しいだろう。

    「これは酷い」

    呻くように発する言葉。

    「いくら何でも酷い。こいつは酷い」

    酷い、と、何度も繰り返す。


    女は焦っていた。
    それの依頼を受けたのは去年のことであったからだ。

    「蛇腹式の母子手帳ケース」を作って欲しい。
    第二回ななマルシェでの出来事だ。

    第二回と言ったら去年の冬だ。
    半年経ってしまっているではないか。


    だが、実は直後から製作を始めてはいたのだ。
    市販されているものや様々な手作り品、無料配信されている作り方、片っ端から調べ上げた。


    だが、大きな壁が立ちはだかっている。
    事実から目を背けることは出来ない。


    「三人兄弟用」


    母子手帳、お薬手帳、保険証、子供医療受給者証、各医療機関のカード、それら諸々を
    三人分突っ込む。

    我が家も三人兄弟だ。
    自宅のその諸々を纏める良い機会、とも考えていた。

    それは凄まじい量である、と言うことを完全に忘れたまま、女は作った。



    気が付いたのは、ほぼ仕上がってあとはバネホックを付けるだけという段階に入った時だ。

    いつも長財布を作る時は、中身をある程度入れてからホックの位置を決める。
    今回も同じようにしようとして、全てを入れ終える前に、気付いたのだ。



    「ひでぇ……」



    分厚い。
    いくら何でも分厚すぎる。


    みっちりと入った中身。
    母子手帳に比べて深さがありすぎるか、などと別のことを考えようとするが
    どうしても意識は分厚さに向く。

    「これ……何センチなんだ」


    5センチ。

    5センチである。

    膨らみすぎて真ん中の辺りが湾曲している。


    「これはまずい。どうする?」


    全体像としてはうまくいった、と言う感触はあるのだが。


    蓋に配した宇宙人も綺麗におさまっている。


    背後には長財布と同じパターンでポケットも配置されている。
    これならば領収書やら処方箋やらも突っ込んでおける。



    蓋の裏にもポケットをつけて強度を無理矢理補強。

    非の打ち所は無い、はずだったのに。


    「分厚い。分厚い」

    ただそればかりを呟きながら、女は途方に暮れる。







    うわあああああああんすみませんすみません!
    なんかドエライ状態になってしまいました!

    分厚いっす。

    何か対応策を考え……えと、考えているのでお待ちを。
    うああでも散々待たせてるしうああああ うああああああああ

    何とかしますんで、今しばらくお待ちを……。

    2 件のコメント:

    1. 注文主です。
      すみません(汗) 無理言って・・・。
      厚みが出るのは承知してますから!
      気長に待ってます(^^)

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      1. うおあぁああぁああすみませんぇえん('A`)
        蛇腹の下の部分が寸足らずだったりするので、もう少し改良してみます!

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